北海道
地方自治体 津別町・興部町

 

津別町
津別町の生ごみ処理の実績

津別町では毎週金曜が生ごみの収集日。
      1回に収集処理する量は約3t。
      2004年に菌床80m3で処理を開始。
      2005年9月までの1年間に230tがこの菌床に投入されましたが、
菌床量は80m3から変わっていません。
   
      (実際には菌床も減っている為更に追加菌床を60m3足しています。)

      80m3+(307t+60m3)⇒80m3
      ※(307t+60m3)は分解・気化
津別町堆肥センター 生ごみ処理実績     
 年 月  処理量(t)  累計(t)          年  月  処理量(t) 累計(t)
 2004  10  21.76  21.76 2005  22.81  185.05 
   11  24.45  46.21   5 23.17  208.22 
   12  24.13  70.34    6 21.97 230.19 
 2005  29.38  99.72    7 22.60 252.79 
   2  25.80  125.52    8 28.95  281.76 
   3  36.72  162.24    9 24.99  306.73 

津別町の実施例 
.生ごみ搬入
   津別町では町内ゴミステーションから
   家庭系生ごみを回収するためにパッカー車が
   使用されています。
   生ごみは生ごみとして分別され生分解性ビニールに
   入っています。
   事業系生ごみは各事業者が軽トラック等で搬入します。 
   .破砕
     生ごみに菌が食いつきやすい様 生分解性ビニールと
     合わせて生ごみを 破砕します。
     津別町では破砕機の代りに飼料用混合機を
     使用しています。
     水分が多い為菌床も適量一緒に入れます。
  画像上にマウスonで飼料用破砕機全容
   .菌床への混合・撹拌
    破砕した生ごみを破砕機から出した後
    ターナーで菌床に大体均一に混合・撹拌します。 
 
 北
海道の場合、冬季における微生物、特に堆肥舎でのマイナス温度が懸念されますが、
 菌床の発酵温度は70℃まで上がります。 切返しによって30℃位まで下がりますが、
 菌体活動には十分な温度で分解活動によりまた温度は上昇していきます。
 冬場は菌床表面が凍りつき水分が逃げにくくなりますので菌床を大きめにします。
 また、菌床がひやされるのを恐れず、きちんと切返しをする事が肝要です。

   .好気性発酵(生ごみ分解)
   
撹拌混合(切返し)された菌床には空気が入り込み
 
   好気性発酵菌HDMの働きにより生ごみを 水と炭酸
    ガス、窒素ガス(アンモニア)に分解・気化します。 
  .生ごみ消滅
    
生ごみが気化し、消滅※注(減量)します。
    そして次の生ごみ受入体制が整います。
    表面層に露出した生ごみや生分解性ビニールは
    条件が悪い為未分解として目立ちますが、
    この工程の繰り返しにより消滅します。
       
  ※注:気化しないミネラルなどは残存する為完全消滅ではありませんが、
  乾燥や炭化、堆肥化による減量と区別する為、ここでは『消滅』という表現をしています。
 

   


 興部町
北海道猟友会興部支部部会様


興部町では有害駆除動物(エゾシカ等)の食肉等に利用できない残査を
エスパス菌で減容処理しています。


― 参考資料 ―
【興部町が北海道などへ提出した企画提案書】
 



                 

               エゾシカ処理における企画提案書


 北海道におけるエゾシカの生息数は65万頭(2010年度)に達し、北海道では有害駆除等にて適
正生息数まで捕獲を進めるとされています。
 捕獲個体については、第一に有効活用を目的に食材としての消費、また、皮革等は加工することによ
り商品価値を高め利活用の効果を期待している。
 しかしこれらの有効活用した後の残滓(個体重量の70%程度)、または、有効活用に適さない時期の
個体の処理については、全国、全道規模において効果的な方法が提案されていない状態であり、一般廃
棄物処理場での埋め立て、又は、大量に燃料を消費しての焼却、あるいは、死亡家畜処理施設にて高額
な処理料を払っての処分程度である。
 そこで、興部町として北海道、各市町村及び捕獲従者にそれぞれメリットのある方法を提案し、その
有効性を全国の市町村へオホーツク基準として新たな確立した安価な処分方法を提案します。

 【提案】
 木材チップ(バーク、おがくず、工事現場等のチップ)、家畜糞尿 等と微生物(購入)を利用し、菌
床を作る。菌床については、発酵による熱(70℃程度)が発生され、その熱により水分を蒸発させ(臭
いも防ぐ)エゾシカの残滓を土状に変える方法である。この方法は、家畜糞尿、下水道汚泥等及び生ご
みを利用した堆肥製造と同じ方法である。なお、エゾシカを処理した処理物は堆肥と同じ状態であるが、
昨今の口蹄疫、狂牛病の観点から有効活用を考えない一般廃棄物処理場での最終処分とする。
 これらの設備の準備として菌床(バーク等)、種菌等の購入、切り替えし車両のリース、借用家屋の修
理、ヒグマ対策の電牧等の購入が必要である。

  効     果 
 北 海 道 ・施設が簡易的(安価)のため各市町村への補助等の額が少なくて済む

・各市町村に狩猟個体の残滓の受け入れ(シカステーション等)を要望できる

 
 市 町 村 ・捕獲に必要な時期(人的)に有害駆除としての捕獲が効果的に進む(施設能力関係なし)

・一般廃棄物処理施設の受け入れが用紙(覆土と同じ性状)、衛生的にも良い

 
 捕獲従事者 ・有効活用における受け入れ施設の能力に関係なく捕獲ができる。

・曜日、時間等に関係なく捕獲個体を処分できる

 


2011年10月21日日経新聞記事




興部町のホームページ