1.有機物とは
2.大気と陸の炭素循環
3.大気と海の炭素循環
4.身近な有機物
5.微生物による有機物の分解特性

6.微生物の働き
  6-1 発酵食品
  6-2 排水処理、下水処理
  6-3 畜産堆肥

7.ORS事業とは
 1.有機物とは

有機物というのは炭素(緑色C)を含んだ複雑な化合物です。

メタンだと、炭素と水素が4つくっついているものです。

旨味成分と言われるアミノ酸などは炭素が3つと水素、酸素、窒素などが結合したものです。

この炭素というところにポイントがあるのですが、有機物はこの炭素が含まれているものをいいます。
 2.大気と陸の炭素循環

よく地球温暖化などといわれますが、実際にはこの炭素は空気中にも二酸化炭素という状態で存在しています。

大気中と陸上の間を炭素循環といい、通常は森林の方に二酸化炭素が来て、光エネルギーを利用して光合成で森林を作っていきます。

そして酸素を放出しています。

これをぐるぐると繰り返しています。

二酸化炭素が光合成によって植物の身体を構成し、植物は成長してゆきます。

二酸化炭素は有機物に合成されています。


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 3.大気と海の炭素循環

地球表面の7割は海です。

実際には大気中の二酸化炭素が海に溶け込んでいきます。

海中からは、炭酸ガス化して空気中に戻っていく・・・こういった形で海でも循環しています。

海の中でも、溶け込んだ二酸化炭素は光合成により、水中植物に吸収されたりして回っています。

海の中には捕食関係といって、微生物がいて、植物プランクトンがいて、動物プランクトンがいて、魚がいて、それぞれが食べたっています。

魚が死ぬとまた微生物が食べます。

こういった中でも炭素源は食べ合うことで回っています。

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 4.身近な有機物

有機物といっても実際にはいろいろあります。

畜産排泄物、食品残渣、木材チップ、刈り草、油脂など

そして有機物という定義になると、本来ならばプラスチックなど有機合成したものも入るのですが、ここで扱う有機物リサイクルの有機物に関しては、天然物、人間が化学合成していないものを対象に、微生物を使って有効利用していこうと考えています。



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 5.微生物による有機物の分解特性

よく微生物が有機物を分解するという話がありますが、この原理というのは昔から私達の身のまわりに存在しています。

何をしてくれるかというと、3大栄養素のご飯(炭水化物)、肉、魚(タンパク質)、油(油脂)こういった天然の有機物を微生物は持っている酵素を出して低分子化します。

いわゆる小さく分解していってくれるわけです。

ご飯などの炭水化物はでんぷんや糖質に、お肉などのタンパク質は網に酸、油は脂肪酸というように大きな分子を小さく切ってくれます。

さらに分解すると、有機酸やアルコールに、最終的には、
早い遅いは別として二酸化炭素、窒素ガス、水に分解することができます。


それぞれの段階で関わる微生物は全て違いますが、低分子化していく事によって、微生物が有機物を分解していきます。



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6. 
 6-1.微生物の働き(発酵食品)

一番身近なところでは、発酵食品があります。

昔から醤油や味噌、納豆、漬物などこういった発酵技術はあります。

醤油や味噌は大豆を麹で発酵(糖化)させておいて、その後に乳酸菌や酵母で発酵させて作ります。

漬けものは乳酸菌で発酵させ、納豆は大豆を納豆菌で発酵させています。

保存食の知識の一部となると思います。

こういった身近なところで微生物を使っています。



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 6-2.微生物の働き(浄化槽、下水処理)

私達が生活の中で出す排水ですが、浄化槽や下水処理場の中では微生物を使って処理をしています。

通常、活性汚泥を中心に行っていますが、この様にブクブクとしている所をシリンダーに取ると、図の様に水と微生物の部分に分かれます。











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 6-3.微生物の働き(畜産堆肥)

畜産の排泄物に微生物を接種させると、微生物が分解し、エネルギーを転換して温度があがっていくというわけです。













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 7.ORS事業Organic Recycle System)

微生物というのは身近な存在で、うまく利用すればきちんと結果が出ます。

微生物の役割をキチンと把握して、条件を整えればニオイを出さずにやっていけるということになります。

ゴミの関係で、企業や行政、家庭などが有機性の廃棄物を出します。
通常は回収し、収集運搬して焼却や埋め立てをして処理をします。

こういった処理をすることは、様々なゴミがあるので楽なのですが、なるべく燃やさない方向で考えると、企業や行政、または処理業者の協力を得て、基本的には微生物を利用します。

必要なもの、必要な量を有用微生物群(EM)で良質な肥料や飼料にしていきます。

また、需要と供給の関係で、必要量以上の有機物であったり、肥料や飼料に向かないもの、腐敗したものはHDMを使って減容させていきます。



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この事業は最初、北海道で行っていましたが、本土に持ち込んで3年になります。(201年現在)

最初はHDMで減容化ということで、非常に多くのご要望をいただきました。

ただ、リサイクル法がどんどん変わっていき、行政の関係や最近では飼料等の価格高騰の関係もあり、飼料にできるか等、後押しをいただき、基本的にはこういったリサイクルで循環させて行く事を最終的な目標と考えています。







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