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![]() ![]() 虫たちの冬ごもり ![]() |
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残念なことに害虫と呼ばれてしまっている虫たちは何処で冬ごもりをしているのでしょう・・・? 卵や蛹はどこに隠れているの? その年の被害としては、第一世代より第二世代の被害にほうが大きいそうです。 今のうちに出来ることはないものかと調べてみました。 |
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■イラガ(通称:電気虫) 今年一番発生していました。 写真左:イラガの幼虫 ![]() |
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![]() この繭はスズメの卵に似た形で硬くて灰白色、黒条紋を備え、 内部で前蛹(蛹になる前のステージ)が越冬しています。 イラガは日本に17種生息するイラガ科仲間の代表種で、北海道・本州・四 国・九州に広く分布しています。 イラムシと呼ばれる幼虫はカキ、サクラ、ウメ、クリなどの葉に夏季現れる衛生害虫です。 イラムシの肉質突起には多くの毒棘があり、触れた瞬間に激しい痛みをともなう皮膚炎を起こすので、 「三年疼き」という方言があります。電気に触れたような痛みから電気虫とも呼ばれています。 イラガは三段がまえの越冬戦略をもっています。まず、丈夫な繭の殻は、前蛹を低温から守る防寒具です。 次に「過冷却」の状態で休眠します。これは、凍るはずの温度でも凍りださない現象です。 体にためこんだ不凍液のために、マイナス20度に100日間さらされても、春になれば変態を再開して 蛹になり成虫が羽化します。さらに三番目の戦略は、「細胞外凍結」です。マイナス20度以下では、 それまでの過冷却を保てなくなって体内に氷ができます。しかし、細胞の隙間を満たしている体液は凍っても、 細胞の中までは凍りません。細胞は凍結せず厳冬期を生き抜いていけるわけです。 イラガが北海道の北部からシベリアにまで分布を広げているのは、驚くべき越冬戦略の持ち主だからでしょう。 ※イカリ消毒さんのHPより一部引用 ![]() ※蛹の中の前蛹は魚釣りのエサになるそうです。 |
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![]() ![]() CRIMSON Systemさんではイラガが繭を作っている様子を紹介しています。 |
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・・・イラガの天敵について | |||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() 写真提供はblog花のある暮らし K's Natural Living ![]() イラガの幼虫を食べるカマキリ |
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■アメリカシロヒトリ 毎年必ずといって良い程見かける白い毛虫です。 |
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![]() 葉に卵を産みつけている ![]() ![]() 小さな幼虫が天幕の中に集合している |
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・・・アメリカシロヒトリの天敵について | |||||||||||||||||||||||||||||||
![]() シジュウカラ ![]() スズメ ![]() スズメバチ |
環境の事を考えると、自然の力を取り戻す事が本当に大切だと思います。 アメリカシロヒトリは広葉樹であれば、どんな樹木でもたかってきます。 国内でも過去に大繁殖して被害が拡大したことがありました。アメリカシロヒトリが減った理由は、ひとえに、シジュウカラおかげです。 |
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そして・・・シジュウカラ用の巣箱を作ってみる?![]() |
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巣箱の大きさ (シジュウカラ・スズメ用) 縦15cm 横13cm 高さ20cm 入口の穴直径2〜3cm |
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■注意すること ・工作の腕前は問われません。多少のゆがみや雨漏りはガマンしてくれます。 ・入口はなるべく高い位置につけます。・・・取り付け用の紐を通す穴をお 忘れなく。 ・底の四隅に小さく水抜きの穴を開けておきます。 ・なるべく11月末頃に木に取り付けます。寒い冬のねぐらに使うこともあ るので・・・ ・出来るだけ木の高い所に取り付けます。 ・一年経って、秋になったら巣箱の中身を捨てて掃除してあげてください。 |
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